あるがままに生きよ
僕らは裸で生まれてきました。
「あるがままに生きよ」
とはよくいうものの、さてはて「あるがまま」とは?
裸になるのはいいけれど常時、裸で生きることはできませんね。この社会に身を置いて生きているならば、我々は服を着なければ。裸で外を歩くといつのまにか両手揃えて輪っかの中へ、てくてくサイドにゃポリスマン。ウーウー警察大出動。
うむ、あるがままに生きるとは裸で生きることではないのか。
僕らは裸で生まれてきました。
振り返りましょう、しっかり目をこすって振り返りましょう。
僕らの起源はとある男女のまぐわいまで遡る事ができます。裸のまぐわい。
ザッツ男女のまぐわいは裸でなされたものです、おそらくそうです。例外もあるかもしれませんが一般的には裸でなされるものだと存じ上げております。本当の裸です、被り物ひとつありゃしないまぐわい。
我々は本当の裸で男女がまぐわうとはどういう事かしっかり考える必要があります。
いわゆる華金に男が狙っているのは男女のまぐわいに間違いはありませんが、これはですねフェイク裸のまぐわいである必要があります。来たるべき本当の裸のまぐわいに備える一種のトレーニングとでもいいましょうか。
確かに世の中ではこのフェイク裸のまぐわいを「本番」といいます、がしかし本当の意味での「本番」ではありません。
本当の「本番」というのはそれほど私たち人間にとって高尚な行為だという事ができます。そんなに簡単に手出しできるものではないと。
で。
思ったんですけど
「sex」ってひとまとめにできるような行為じゃないんじゃねえかと。
そんな一緒くたにしていいもんじゃねえんでないかと。
なんかひとつひとつ違う名前つけた方がいいんじゃないかと。
思うわけです。
そうするとけっこうな利点がね、あると思うわけですよ。
まず、ナンパの時ね。セックスしたいよ、ほぼセックスしたいからナンパするわけよね。それでもその時のセックスと子供の起源となる行為のセックスは違うと思うのよね。だから名称を変えるのはどうですかという事ですわ。
例えば、好みの女の子発見!
①ワンナイトカーニバルwith me?
②性交渉した後に交際したい
③遺伝子レベルで惹かれている、つまり家族になろーうよ
だいたいこんな感じかな
①②③で違うじゃん、女の子も声かけられて分かりにくいじゃん。
え?どれなんだろってなると思うわけよね。
だからナンパする時
①「エクササイズセックス」しませんか。もしくは「トレーニングセックス」
②「ビフォアセックスアフターケア」させて下さい。
③「裸でまぐわいませんか」
にした方がいいんじゃないかなと。
これにしたらナンパ劇的に成功率あがるんじゃないかと。
実質①②は③のための肥やしですよね、①②は本物ではないからね。本物の裸ではないから。そう思うと①②ですら、快感がおそらく跳ね上がるんじゃないでしょうか。それと同時に自分はまだ旅の途中だったんだと気づくことができると思うわけです。
確かに①②を達成する事で人生の、男としてのピークを一度感じてしまうのは仕方ない。
そりゃ青春時代、性に対して悶々と生きてきた男にとって「男女のまぐわい」っていうのは常に変化することない憧憬の的なのですから。その的に弓が刺さると「これが本物か」と勘違いしてしまうわけですよ。ど真ん中の赤い所に突き刺さってるわけでもないのに。これは虚像よ
ど真ん中を射抜かねば、①②を知って満足してはだめだと。
思い起こせ青春時代、飽くなきまでの我々のせいに対する探究心、好奇心はそこで終わりじゃなかったはず。少なくとも僕は半端ではなかった。
向上心を忘れなければ、少子化に抗えるんではないかと思う訳です。
ゲームでも隠れキャラ全部使えるようにさせないと気が済まないような人が増えると少子化に抗えるかもしれません。
は?
結局、あるがままに生きるとはなんなんでしょうか。
あるがままに生きるとか考えないであるがままにいる事。
浮かんでは消えて、消えては浮かぶ想念をコントロールしようとせず。
ヒュービューハラリハラリです。
それじゃあ、そんな僕からひとこと
「あるがままに生きよ」